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Zynqberry Ubuntu 18.04LTS

ZYNQで動くUbuntu 18.04LTSのイメージをリリースしました。512MBのDDR3Lを備えたZYNQ7000で軽快に動作するよう、各種のチューニングが行われています。対象となるハードウェアはZynqberryですが、ご要望があれば他のボードにも拡張していく可能性があります。

特徴

配布するイメージの特徴は、

  • armhf版のUbuntu 18.04LTS
  • PetaLinuxを使用せず、Ubuntu本家からダウンロードして構築
  • HDMIに1280x720の画像出力(フレームバッファ利用)
  • X Window systemのデスクトップ環境(LXDE)をインストール済み
  • XRDPをインストール済み。Windowsからリモートデスクトップでログイン可能
  • Jupyter notebookをインストール済み(numpy pandas matplotlib seaborn scikit-learn plotlyが利用可能)
  • 無線LANが利用可能
  • イメージファイルは3.5GByteだが、Zynqberryを最初に起動した際に、SDカードで利用できる最大のサイズにパーティションが自動拡張される
  • samba、emacs、sshをインストール済み

となっています。

ダウンロードはこちら

こちらのページzynqberry_ubuntu18_complete.img.gzをダウンロードしてください。

 

ユーザ名とパスワード

デフォルトで用意されているユーザはzynqで、パスワードはberryです。

rootのパスワードはrootです。

コンソール(USB COMポート経由)で接続した場合はユーザ名・パスワードを入力することなく、自動的にrootとしてログインされます。

SSHではrootではログインできませんので、特権操作が必要な場合はsudoまたはsuしてください。

パーティションの自動拡張

このイメージファイルはzynqberry_ubuntu18_complete.imgという名前で、約3.3GByteのサイズがあります。

このファイルを、Win32 Disk Imagerなどを使って新しいSDカードに書き込みます。

 

SDカードは2つのパーティションが切られています。最初のパーティションはWindowsからも読める300MBのFAT32、2番目のパーティションはUbuntuのrootが入っているext4となっています。

 

SDカードをZynqberryに挿して起動すると、初回起動時に2番目のパーティションが自動的に拡張され、

 

SDカードの容量いっぱいまで拡張されますが、16GBのSDカードでも、32GBのSDカードでも使い切ることができます。書き込むのは最小のサイズのイメージファイルでよく、書き込み時間が短縮できます。利用可能な最小のSDカードは4GBです。

sambaによるファイル共有と名前解決

/home/shareに共有フォルダが用意されていて、Windowsから\zynqberry でアクセスすることができます。また、zynqberryという名前でWindowsから名前解決することができます。

 

デスクトップ環境の利用

様々なデスクトップマネージャを試し、armhfでも安定して動作できるLXDEを採用しました。

HDMIコネクタにモニタをつなぎ、マウスとキーボードをつなげばスタンドアローンで使用することもできます。スタンドアローンでデスクトップ環境を利用するにはコンソールから

 $ startx &

と入力します。

リモートデスクトップの利用

または、Windowsのリモートデスクトップから接続することも可能です。リモートデスクトップでzynqberryに接続すると、下の図のような画面が表示されるので、SessionはXorg、ユーザ名はroot、パスワードはrootを入力してください。

リモートデスクトップが使えるようになります。この環境では無線LANの設定などがグラフィカルに行えます。

 

無線LANの利用

無線LANを利用するには、 

$ nmcli device wifi connect [SSID] password [パスワード]

を入力します。

なお、現在のデバイスの状態を見るには、

$ nmcli device status

と入力します。

利用可能なSSIDの一覧を見るには、

$ nmcli device wifi

と入力します。

なお、無線LANを切断するには、statusで確認したデバイス名を用いて、

$ nmcli device disconnect デバイス名

と入力します。

 

Jupyter notebookの利用

データ解析に便利なJupyter notebookがあらかじめインストールされています。numpy pandas matplotlib seaborn scikit-learn plotlyがあらかじめインストールされていて、人工知能の研究・開発に便利なnumpyや、綺麗なグラフを表示するseabornなどもすぐに使えます。

Jupyter notebookなので、グラフの一部を拡大したり、回転したりすることもできます。

Jypyterを起動するには、

 $ jupyter notebook --allow-root &

と入力し、コンソールに表示された http://zynqberry:8080/ をクリックします。

 

Jupyterのファイル一覧が表示されるので、New→Python3と操作します。

 

JupyterのPython入力画面が開くので、ここにコードを入力して実行してください。

 

まとめ

フル機能を搭載したこのUbuntu18を利用することで、Zynqberryを「カスタマイズ可能な計測・制御プラットフォーム」として利用しやすくなります。

Ubuntu18で快適なZYNQ生活をご堪能ください。