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TE0808 ZYNQ UltraScale+ SOMとは

TE0803/TE0807/TE0808は、Xilinx社のZynq UltraScale+を搭載したMPSoCモジュールです。

いずれも52×76mmサイズのFPGAボードで、64bit幅2GByte DDR4 SDRAMやコンフィギュレーション用64MByte(2×32MByte)フラッシュメモリ、20ギガビットトランシーバ等の機能が5.2×7.6cmが搭載されています。

当ボードは、コンパクトなサイズにZYNQをはじめとする様々なICが高密度で実装されており、特に機械学習、ニューラルネットワーク、自動運転の研究を行う企業様や研究所様から多くの引き合いをいただいております。

FPGAの規模はTE0808>TE0807>TE0803となっています。

  • TE0808は大規模なFPGAで、最大XCZU15を搭載しています。すべてEGタイプのUltraScale+です。
  • TE0807は中規模のFPGAで、ビデオコーデックが搭載されたEVタイプもあります。
  • TE0803はエントリーモデルですが、CGタイプだけではなくEGタイプやEVタイプのFPGAも用意されています。

TE0803にはPLギガビットトランシーバが存在していないか、最大で4chとなっています。ギガビットトランシーバが不要の場合はTE0803を使用することでコストを抑えることができます。

TE0803/TE0807/TE0808の特徴

  • Xilinx Zynq UltraScale+を搭載
  • 2~4GByteの64-Bit幅DDR4メモリ
  • 2×256MBit (2×32MByte) SPI Bool Flash (デュアルパラレル)
  • User I/O
    • 65×MIO, 48×HD(all), 156×HP(最大3 bank)
    • シリアルトランシーバ: GTR 4ch + GTH 0~16ch
    • GTクロック, I2C
    • PLLクロック入出力
  • サイズ:52×76mm

 

ベースボード(拡張ボード)

TE0808をご使用になるには、ユーザがベースボードとなる拡張ボードを設計するか、Trenz社の既製品のベースボードが必要です。

オリジナルのベースボードを設計する方法を、以下のチュートリアルにまとめました。

 

Trenz社提供のベースボードを使用する方法

Trenz社の提供するベースボードには2種類のものがあります。

一つめはパソコンのマザーボードのようにPCI ExpressのスロットやSATAコネクタ、USBコネクタ、そのほかSFP+のコネクタが出ているTEBF0808というベースボードです。

 

 

もう一つは、シンプルなTEBT0808というベースボードです。

 

スタータキットを利用する方法

上記のTEBF0808とベースボード、それからパソコンの筐体をセットにした「スタータキット」というのがTrenzElectronic社から提供されています。

スタータキットを使用すると、箱から出してSDカードを挿し、電源をつなぐだけでLinuxが起動するところまで作りこまれています。

AIの研究などをすぐに始めたい場合は、スタータキットがおすすめです。

 

製品一覧

※価格、在庫情報は2021年8月2日現在のもの