3.クロックについて
このFPGAモジュール上には33.3333MHzの発振器がありますが、ZYNQのARMコア側(PS)に供給されていて、FPGA側(PL)には供給されていません。
また、拡張ベースボードにも、FPGA側(PL)にクロックを供給する機能は搭載されてはいません。
FPGAの中で使用するクロックは、以下の2つのいずれかの方法で得ることになります。
- PSを起動し、ZYNQ内部でFCLKをPS→PLへ供給する
- 拡張ベースボードに、水晶発振器を搭載し、MRCCのピンへ供給する
通常ZYNQはPSを起動して使うのでPLへのクロック供給は内部でできます。しかし、デバッグ初期などでPSを起動せずにPLのみで動かしたい場合は、2の方法を検討してください。
以下はFPGAボード上のクロックの概要図です。