チュートリアル

ZynqBerryボードでLEDチカチカ

概要

ZynqBerryでのHello WorldではZynqBerry上のARMプロセッサ、すなわちPS部のみを動作させました。
このページではFPGAの部分、すなわちPL部も使ってLEDを点灯させる手順を記します。
作成するLEDチカチカの全体像としては、

・PL部でLED点滅のタイミング管理と出力を行う
・PCからシリアル通信を通じて点滅の周期を変更できるようにする
・PS部ではPCとのシリアル通信を行い、AXI GPIOを通じてPL部へ周期の変更を伝える

というようなものです。

 

環境および必要なもの

 

OS : Windows 7
Xilinx Vivado Design : 2015.4
Xilinx SDK : 2015.4
リファレンスデザイン :
TE0726-test_board-vivado_2015.4-build_32_20160504103256(ダウンロードはこちらから)

LED と抵抗

 

大まかな手順

 

1.Vivadoプロジェクトと自作IPの作成

2.ブロックダイアグラムの編集

3. XDCファイル作成、論理合成とビットファイル作成

↑ここまでVivado
↓ここからSDK

4. ソフトウェア作成

5. FSBLとBoot.bin作成

6. フラッシュROM書き込みとLED点灯