4.ベースボードの構成
TE0703ベースボード
TE0720モジュールを搭載するベースボードで、TrenzElectronic社の正式名称ではCarrier Boardといいます。
2.54mmピッチの汎用I/Oを取り出して万能機版に実装したり、USB-JTAGやEthernetを使用することができるようになります。
・Micro SD Card Connector
ユーザープログラムやLinuxブートイメージを書き込まれたSDカードを挿入します。
TE0720上のZynqのPSにそのプログラムを実行させることができます。
・USB JTAG & UART Interface
FTDI社のUSB変換チップです。USB MiniBのコネクタです。
このUSB変換チップは、Digilent社のUSB-JTAG機能を持っているため、XILINX純正の書き込みツール「iMPACT」や、特殊電子回路製JTAGツール「MITOUJTAG」からコンフィギュレーションすることができます。また、USB-UARTの機能を持ち、ZYNQのPSと通信することができます。
・PUSH Swich
(後述)
・DIP Switch
USB JTAGチェーンの接続対象やブートプログラムの指定などの設定をするスイッチです。(後述)
・USBホストコネクタ
USB Host機能を使えます。
・Ethernetコネクタ
・Carrier Controller CPLD
ベースボード全体の総合的なコントロールをしているCPLDです。
このCPLDをユーザーがコンフィグすることはほとんどないです。